その他のよくあるご質問(Q&A)について

有料老人ホームの種類は?

高齢者社会となり、有料老人ホームへの入居を考える人が増加したことに伴い、有料老人ホームの種類も多様化しています。老人ホームは、お年寄りにとって終の棲家となる可能性もある場所。その時間をより有意義に楽しく過ごすことができる様に、工夫をする老人ホームが増加しているのです。
例えば、有料老人ホームにも以下の種類があります。

介護付有料老人ホーム

特定施設入居者生活保護」の認可を受けている施設のこと。
この施設では、介護スタッフの介護を受けながら生活をすることが可能になりますので、「介護を必要とする人が入居する」という意味で非常に便利です。 ただし、認知症になった場合などは別のホームにうつらなくてはならない可能性がありますので、注意が必要です。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは、住宅に住むような感覚で生活をすることができる施設。
介護が必要になった場合は、訪問介護を使って生活をすることになります。

健康型有料老人ホーム

介護の必要はないけれど、1人暮らしに不安があるという人が入居する施設。
健康であることが条件ですので、介護サービスなどはありません。この為、入居にあたっては「将来に介護が必要になった時のこと」を考えておく必要があります。

有料老人ホームから特別養護老人ホームにうつる場合

有料老人ホームと特別養護老人ホームでは、やはり「地方自治体からの補助金が充実している特別養護老人ホームに入りたい」と考える人が多いと思います。
しかし、現実的に「特別養護老人ホーム」は混み合っており、入居したいと思っても、かなり長い間待たされることが多いです。介護の度合いが高ければ高いほど早く入居できることにはなりますが、それでも数百人待ちになることは珍しくありません。
この間は、有料老人ホームに入ったり、老人保健施設に入ったり、または自宅でデイサービスをウケながら過ごすなど、工夫をしなくてはなりません。 介護施設の更なる充実が望まれますね。