個別にかかる医療費は?3割自己負担?

施設のタイプによりそれぞれ異なる医療関連費用

医療関連の費用に関しては、月額費用に含まれていることもあれば、個別で支払うというところもあり、施設によって支払い方はそれぞれの様です。 これは、施設のタイプによる、とも言えるでしょう。

有料老人ホームと言っても、医療行為を行うことを大前提としている施設もあれば、一部の医療に関しては外部で受けなくてはならないところもあります。前者の場合、医療にかかったお金は月額料金に含まれることが多いですが、後者に関しては自費で支払う可能性もあります。
現在は、特に色々なタイプの老人ホームができており、ライフスタイルに合わせて料金の支払い方もかわって着ますので、まずは色々な施設を比較し、それぞれの支払い方を見ていく必要があります。

とある有料老人ホームの一例

有料老人ホームの中にも、お年寄りの医療や介護に力を入れている施設が出てきました。 この様なところでは、24時間に渡って看護師が常勤していますし、仮に入所中に必要とする介護の程度が大きくなったとしても、料金が変わらないという制度を取り入れています。

とある有料老人ホームでは、「医療行為をすることが前提」ですので、医療費は月額手数料に含まれます。 自動的に「医師の診察」が組み込まれていて、その症状によって請求される医療費の額も変わってくるようです。
ただし、注射針やガーゼなどについては実費負担。 この様なタイプの老人ホームも増えています。

お年寄りの医療費について

お年寄りの医療費に関しては、以下の様に定められています。
・70歳まで→医療費負担3割
・70歳~74歳未満→2割負担
・75歳以上→後期高齢者医療制度の適用
※後期高齢者医療制度では、保険に加入することを条件に、窓口で支払う医療費が1割になります。
ただし、収入が現役の時と同じ~それ以上にある場合は、3割負担になることもあります。 75歳以上でなくても、65歳以上で何らかの理由により寝たきりの場合は、この「後期高齢者医療制度」が適用されます。