水道光熱費は固定?使った分だけ請求されるの?

水道光熱費の支払い方

毎日使用する水道光熱費。
これがどのように請求されるのかは非常に気になるところですよね。
実は、水道光熱費に関しては施設によって取り決めがまったく異なります。
通常は、各個室にメーターがあり、そのぶんだけを支払うことになります。
しかし、個室に入る人ばかりではなく「相部屋で過ごす」という人だっていますよね。
この様な場合は、月額費用の中に水道光熱費が一定の割合で組み込まれていることがあります。
また、個室であってもメーターがない場合や、トイレやお風呂が部屋にあるのではなく外にある場合は、やはり月額利用料に組み込まれていることが多い様です。 しかし、場所によっては「管理費から引かれる」という場合も。
光熱費に関しては、施設によって請求の方法はまちまちなのが現状です。

特養の場合はどうなるの?

気になるのが、「特別養護老人ホームの場合は、どう光熱費を支払うのか」ということです。
特別養護老人ホームの場合、光熱費の支払いは食費などと一緒に「月ごとに支払う」というのが一般的。
実は、以前までは水道光熱費も介護保険の対象になっていたので、支払いはしなくてすみました。しかし、近年になり「水道光熱費は介護保険適用にならない」と定められた為、自費負担となったそうです。
この様なことからも解るとおり、介護の世界も日々変化しています。

住宅型有料老人ホームの一例

有料老人ホームも仕様が増えてきて、今は「住宅型」と言って「普通の住宅に住んでいるのと変わらないタイプの有料老人ホーム」も増えました。
この様な老人ホームの場合、水道光熱費やインターネット・電話などの通信費は、すべて個別の契約です。
つまり、通常の住まいと同じように、自分で契約をして自分で支払いをするという方法ですね。
「有料老人ホーム」というと、施設側が何らかの形で水道光熱費を徴収するイメージがありますが、こうした「より自立を重視した施設」もあります。プライベートを重視した生活をしたいと考えている人には、こちらの有料老人ホームを選ぶと、快適な生活をおくることができるのではないでしょうか。