食費は食べた分だけ?外部サービスを使う場合など

基本的には「食べたぶんだけ」の支払い

有料老人ホームで出される食事は、「月単位」ではなく「その日単位」で金額が決まっています。
パンフレットなどをみると、1ヶ月ぶんの料金と一緒に1日単位の食費も記載されています。
もし、食事が必要ない場合は、事前に施設の方に申告すれば、その日の分は抜いてくれるというのが一般的な様です。ただし、申請してすぐに受理してもらえるわけではなく、「○日目から返金」となっているところが多いので、食事がいらないという場合は少し日程に余裕を持って伝えなくてはなりません。
もし、「この日は食事はいらない」と解っている場合は、早めに施設側に伝える様にしましょう。
伝えるのが遅くなると、たとえ食事をとっていない場合でも、料金だけはとられてしまうことがほとんどですので、気をつけたいものです。

「食費」に含まれるもの

食費の中には「食事にかかるお金」だけでなく、「献立を立てる」「毎日の食事のメニューを考える」「配膳」などが含まれている様です。食費が安い場合は、これらのものを含まない可能性もありますので、施設側にきちんと確認をしておきましょう。老人ホームの食事は、基本的に「バランスがとれていて、健康にいいもの」ばかりです。入居者が健康的な生活をすることができる様に、配慮をしてくれているのです。
この様に、栄養管理がしっかりされた食事をすることができるのは、老人ホームの大きなメリットではないでしょうか。

「外食はOK」のところがほとんど

入居者の健康状態や、施設にもよりますが、外出許可さえ出れば「外食はOK」となっていることがほとんどの様です。家族や友人がホームを訪れ、一緒にご飯を食べたいときなどは、外であれば一緒に食べることができます。ただし、有料老人ホームは、部屋にキッチンがついていないことが多いので、自炊は難しいかもしれませんもし「たまには自炊がしたい」という人は、最初にその様な条件の施設を探しておきましょう。